6月 13

短文をたくさん書いていく

 短文をたくさん発表しようとしている。これまでは長い論文や論考を発表することが多かったが、これからはもっと短い文章をたくさん発表していきたいと思っている。
 こうした形式は日本では随筆とかエッセイとか呼ばれるのだと思う。『徒然草』がその典型例であろう。しかし、私の短文はそれとは違い、思索の核を持ったものであろうとしている。
 そうした思索においては、体系化された文章と、体系化を拒否する文章に分けて考えられる、後者をアフォリズムということがある。そうした分類になると、私のはアフォリズムではない。今は短文として区切られているが、先に進めば、体系としてまとめられるはずだという予想を持って書いている。一つ一つが全体の契機となるものであることを強く意識して書いているし 、書いていく。

2022年6月6日

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