6月 27

7月と8月のゼミの案内をします。

参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。
また、早めに(読書会は1週間前まで、文章ゼミは2週間前まで)申し込みをしてください。

読書会と文章ゼミは、遠距離の方や多忙な方のために、ウェブでの参加も可能にしました。申し込み時点でウェブ参加の希望を伝えてください。

ただし、参加には条件があります。
読書会と文章ゼミの参加費は1回2000円です。

1.7月と8月のゼミの日程

基本的に、文章ゼミと「現実と闘う時間」は開始を午後5時、
読書会と「現実と闘う時間」は開始を午後2時とします。
ただし、変更があり得ますから、確認をしてください。

なお、「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。

2016年
7月9日(土)文章ゼミと「現実と闘う時間」
  24日(日)読書会と「現実と闘う時間」

8月に合宿(8月18日から21日)
                                       

2.7月の読書会のテキスト

ヘーゲル『小論理学』の「予備概念」から
客観に対する思想の第2の態度のカント哲学を読みます。

テキストは『小論理学』岩波文庫の上巻 第40節から第60節
ページ数では、164ページ?211ページまで、約50ページほどです。

難しいですから、まずは全体をざっと読んでください。
そして、波多野精一氏の『西洋哲学史要』のカントの項を読んだり、やる気のある人はカントの著書自体を読んでみたりしてください。
                                        

3.夏の合宿について(関心のある方は早めに連絡ください。参加には条件があります)

(1)日程
8月18日(木)から21日(日)の日程で合宿を行います。

(2)学習メニュー 
1)8月18日、19日はドイツ語でヘーゲル哲学を読みます。
2)20日、21日は
ヘーゲル哲学を日本語訳で読みます。
3)19日と20日の晩には文章ゼミと「現実と闘う時間」を行う予定 

5月 27

ヘーゲルの原書購読を再開しました。毎週月曜日の午後8時よりウェブで行います。
範囲は大論理学の目的論です。

また、隔週土曜日にマルクス、ヘーゲルを日本語文献で読むゼミも、同じく午後8時よりウェブで行います。
今は、マルクスの『経済学批判』を読んでいます。
次は6月4日を予定しています。

参加希望者は早めに(1週間前まで、ただし全く初めての参加者は2週間前まで)連絡ください。
ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

4月 11

先に、5月と6月の読書会では
『アウグスティヌス講話』山田晶著 (講談社学術文庫)を
5月と6月の2回に分けて読むとお伝えしました。

すいませんが、変更させていただきます。

このテキストは取り上げますが、秋に回します。

5月から夏までは、
アダム・スミスの『国富論』中公文庫、
ヘーゲルの『法の哲学』(中公クラシックス)、
マルクスの唯物史観(『経済学批判』の序言)、
労働過程論(『資本論』の第1部第3編第5章の第1節)の読み直しと、
これらについてこのメルマガに発表してきた拙稿の検討をします。

その予定は決まり次第、連絡します。

5月の連休明けからはドイツ語でヘーゲルやマルクスを読むことも再開します。

遠距離の方や多忙な方のために、ウェブでの参加を可能にしました。申し込み時点でウェブ参加の希望を伝えてください。

ただし、参加には条件があります。

今回は、まず5月の集中ゼミの案内をします。

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5月の集中ゼミ

(1)日時と場所

5月8日 午前10時から正午、午後1時より午後5時まで。
東京の鶏鳴学園にて

午前だけ、
午後だけでも参加可能。

(2)料金
午前だけで2千円
通し参加で5千円

(3)テキスト

マルクス『経済学批判』の序言や
マルクスの唯物史観についてまとめた文献などを読みます。
また、私の2つの論考(鶏鳴会通信152号に掲載)
 1.ヘーゲル哲学は本当に「観念論」だろうか
   マルクスのヘーゲル哲学を観念論とする批判を批判しました。
 2.人はいかにして自立できるか ?マルクスの「思想的履歴書」─
も読みます。

詳しいことは問い合わせてください。

8月 20

9月以降のゼミの日程が決まりました。

参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。また、早めに(読書会は1週間前まで、文章ゼミは2週間前まで)申し込みをしてください。
遠距離の方や多忙な方のために、ウェブでの参加も可能にしました。申し込み時点でウェブ参加の希望を伝えてください。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

1.2015年9月以降のゼミの日程

基本的に、文章ゼミと「現実と闘う時間」は開始を午後5時、
読書会と「現実と闘う時間」は開始を午後2時とします。
ただし、変更があり得ますから、確認をしてください。

なお、「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。

9月
 12日(土)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 27日(日)読書会+「現実と闘う時間」

10月
 10日(土)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 24日(土)読書会+「現実と闘う時間」

11月
 7日(土)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 22日(日)読書会+「現実と闘う時間」

12月
 5日(土)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 20日(日)読書会+「現実と闘う時間」

                                        

2.読書会テキスト

9月は「旧約聖書」(中公クラシックス)
10月は「新約聖書 福音書」 (岩波文庫)
です。

聖書(キリスト教)は西欧を理解する上での大前提で、その根底をなしているものです。
私には子供の時から聖書(キリスト教)が身近にありました。
思春期以降は、西欧の作家たちの小説で、繰り返し、聖書に親しんできました。
しかし、聖書そのものを自分で読もうとまでは、なかなか気持が定まりませんでした。

でも、もうそろそろ、その時期が来たと思うようになりました。
ヘーゲルの『小論理学』の23節の付録3で、創世記の失楽園の物語が取り上げられています。それは、人間が知恵の実を食べて楽園を追われたこと、人間の原罪と労働との関係などを論じ、人間の存在の根源に迫るものです。
それを読んで、以前よりも理解が深まったと思いました。今なら、聖書を読んでも、ある程度は理解ができるのではないか。

そこでこの秋には聖書に挑戦してみようと思います。

9月には「旧約聖書」(中公クラシックス) を読みますが、1回で終わらなければ、2回にわけて読むことも考えています。

                                       

3.ヘーゲルゼミ

(1)隔週土曜日晩(午後7時開始)にヘーゲルを翻訳で読む学習会
 牧野訳でヘーゲル『精神現象学』の第6章精神から読み進めたいと思います。

9月19日、10月3日、10月17日、10月31日、11月14日、11月28日、12月12日を予定

(2)毎週月曜晩(午後6時開始)のヘーゲル原書購読
 『小論理学』の存在論の定存在と独立存在を読みます。
 それが終わった後は、『大論理学』で該当箇所を読むつもりです。

 9月14日から開始予定

7月 26

いつものように今年も夏の合宿を行います。

 以下のような内容です。

 参加希望者は連絡をください。詳細をお伝えします。
 ただし参加には条件があります。

 1.日程

   8月20日(木)から23日(日)の日程で、
   山梨県の八ヶ岳の麓の清里で、合宿を行います。
   一部だけの参加も可能です。

 2.学習メニュー 

 (1)8月20日、21日は
    ヘーゲルの原書購読です。テキストは3つあります。ズールカンプ社版の全集で読みます。

『小論理学』の24節の付録の3。これは人間の悪の発生と人間労働の意味と関係の問題です。
   『法の哲学』の139節。これは、人間の悪の問題をヘーゲルが真正面から取り上げたものです。
   『法の哲学』の187節。これは労働が人間の自己変革(自己教育)になることの説明でした。
   これらを丁寧に読んで考えます。
  
 (2)22日、23日は
    許万元『ヘーゲル弁証法の本質』から第2篇の?、?と、第3篇を読みます。

 (3)8月21日、22日のそれぞれ夕食前の時間帯で「現実と闘う時間」(各自の報告と討議)と文章ゼミを行う予定です。