7月 26
8月に連続読書会を開催します。初期マルクスのテキストを中心に読みます。
いずれもオンラインで行います。
参加費は1回2000円です。
参加希望者は早めに連絡ください。
ただし、参加には条件があります。
(1)マルクス『ユダヤ人問題に寄せて、ヘーゲル法哲学批判序説』岩波文庫
レーニンの「社会主義と宗教」「宗教にたいする労働 党の態度について」
8月1日(日曜日)午後5時から2時間ほど
マルクス『ユダヤ人問題に寄せて、ヘーゲル法哲学批判序説』を読む人は、
ラストの「訳者解説」を先に読んでから読んでください。
そうでないと、何が何やらわからないと思います。
社会主義の宗教論、宗教政策を確認したいので、合わせて
レーニンの「社会主義と宗教」「宗教にたいする労働 党の態度について」も読みます。
こちらは参加者にはテキストを送ります。
連絡ください。
(2)マルクス『経済学・哲学草稿』岩波文庫
8月8日(日曜日)午後2時から2時間ほど
マルクス『経済学・哲学草稿』岩波文庫
全部ではなく「疎外された労働」「私有財産と共産主義」「ヘーゲル弁証法と哲学一般との批判」を読みます。
5月 27
6月以降の中井ゼミの日程
月の前半は、文章ゼミ+「現実と闘う時間」を行い、
月の後半では、読書会を行う予定です。
いずれも日曜日で、午後2時開始予定です。
オンラインでの実施予定
「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。
参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。また、早めに申し込みをしてください。
ただし、参加には条件があります。
参加費は1回2000円です。
5月
9日
23日
6月
6日
20日
7月
4日
18日
8月
8日
22日
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春から、ヘーゲル哲学の原書購読を再開しました。
『法の哲学』を読んでいます。
原則として毎週月曜日の晩にオンラインで行っています。
参加希望者は早めに申し込みをしてください。
ただし、参加には条件があります。
参加費は1回2000円です。
5月 26
6月20日の読書会のテキスト
アーサー・クラインマン著『病いの語り 慢性の病いをめぐる臨床人類学』誠信書房
現在の医療の根本的な問題を提起しています。
それは個人の肉体的疾患にしか関心を持たないこと。
本来はその人の日々の生活、仕事、家庭環境や社会環境、それらから生まれた意識、つまり自己理解や他者理解、人生の目的や人との関係、そうした問題が重要なのでしょう。
それは自分の病への「語り」として、病の経験を語る中で表現されます。
私は、本書で問題にしているのは、医療だけではなく、人間と社会の本質だと思います。
高価(¥4,620)な本なので、図書館で借りると良いでしょう。
大部の本で恐れをなして触れない人がいるといけないので
読み方をアドバイスします。
「日本語版への序文」「はじめに」と1章、2章をしっかりと読む。これだけだと70ページほどです。
3章から13章は具体例なので、まずは流し読みでいいでしょう。
14?16章はまとめです。
以下はアマゾンからの引用です。
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、慢性の病いをかかえた患者やその家族が肉声で語る物語を中心に構成されている。今日の生物医学によって軽視されがちなこうした病いの経験、語りこそが、実は医療やケアの中心に据えられるものではないか。著者は、病いとその語りを、微小民族誌などの臨床人類学的方法を駆使しながら、社会的プロセスとして描き出そうとする。そして、病み患うことが今日どのような変容をとげつつあり、来るべき時代の医療やケアはいかにあるべきかを明らかにしようとする。本書は、この分野に関心を寄せる広範な読者に向けて書かれている。慢性の病いのケアに携わった著者の臨床知や臨床姿勢が横溢し、すでに高い評価を得ている著作の邦訳である。
内容(「MARC」データベースより)
慢性の病いをかかえた患者やその家族が肉声で語る物語を、微小民族誌などの臨床人類学的方法を駆使しながら、社会的プロセスとして描き、病み患うことが今日どのような変容をとげつつあり、医療やケアはどうあるべきか説く。
4月 27
中井ゼミの5月23日の読書会のテキストが決まりました
斎藤 幸平『人新世の「資本論」』 (集英社新書)
環境危機とマルクスを結び付けた本で、アマゾンのベストセラー1位になっています。
以下、アマゾンに掲載されているものです。
【「新書大賞2021」受賞作!】
人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。
気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。
それを阻止するには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。
いや、危機の解決策はある。
ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。
世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす!
【各界が絶賛!】
■佐藤優氏(作家)
斎藤は、ピケティを超えた。これぞ、真の「21世紀の資本論」である。
■ヤマザキマリ氏(漫画家・文筆家)
経済力が振るう無慈悲な暴力に泣き寝入りをせず、未来を逞しく生きる知恵と力を養いたいのであれば、本書は間違いなく力強い支えとなる。
■白井聡氏(政治学者)
理論と実践の、この見事な結合に刮目せよ。
■坂本龍一氏(音楽家)
気候危機をとめ、生活を豊かにし、余暇を増やし、格差もなくなる、そんな社会が可能だとしたら?
■水野和夫氏(経済学者)
資本主義を終わらせれば、豊かな社会がやってくる。だが、資本主義を止めなければ、歴史が終わる。常識を破る、衝撃の名著だ。
【著者略歴】
斎藤幸平(さいとう こうへい)
1987年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。
Karl Marx’s Ecosocialism:Capital,Nature,and the Unfinished Critique of Political Economyによって権威ある「ドイッチャー記念賞」を日本人初歴代最年少で受賞。編著に『未来への大分岐』など。
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5月以降の中井ゼミの日程
月の前半は、文章ゼミ+「現実と闘う時間」を行い、
月の後半では、読書会を行う予定です。
いずれも日曜日で、午後2時開始予定です。
オンラインでの実施予定
「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。
参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。また、早めに申し込みをしてください。
ただし、参加には条件があります。
参加費は1回2000円です。
5月
9日
23日
6月
6日
20日
7月
4日
18日
8月
集中ゼミを予定
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4月から、ヘーゲル哲学の原書購読を再開しました。
『法の哲学』の序文を読んでいます。
原則として毎週月曜日の晩にオンラインで行っています。
参加希望者は早めに申し込みをしてください。
ただし、参加には条件があります。
参加費は1回2000円です。
12月 09
12月20日は、久しぶりに読書会を開催します。
オンラインで、午後2時開始、2時間ほどの予定です。
テキストは、廣松渉『唯物史観の原像』です。
今年の5月に、私の初めての哲学本『ヘーゲル哲学の読み方』を刊行しました。
現在は、その次の本として、マルクスの唯物史観と唯物弁証法についてまとめています。
そこで、いわゆる正統マルクス主義の理解や、その批判者の主張も取り上げ、それらと私の考えの比較をしたいと思っています。
そのために、1970年代に一世を風靡した廣松さんを読んで、私との違いを確認するのが目的です。
大きくは4つの内容を押さえたいと思います。
(1) マルクス、エンゲルスの主要なテキストは紹介されているので、それを確認する
(2) いわゆる正統マルクス主義の理解を確認する
(3) 廣松さんの代案を検討する
(4) 牧野紀之の廣松批判を検討する
テキストですが、三一新書版で読みます。
アマゾンの中古品で千五百円ほどで入手できます。
図書館で借りるなら、『廣松渉著作集〈第9巻〉エンゲルス論』の中に収録されています。
また、牧野さんの廣松批判として「哲学史の重さ」を読みます。
このテキストは、参加希望者にはお渡しします。
12月の読書会では終わらなかった場合は、来年1月の読書会で継続することも考えています。
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ゼミの内容
12月20日日曜
午後2時開始です。
参加費は1回2000円です。
参加希望者は早めに連絡ください。
ただし、参加には条件があります。