7月 05

7月3日に、盛岡で、高校における表現指導をテーマに講演をしました。

「第一学習社」の「小論文事業部」主催の講演会で
岩手、青森の高校の先生方が五〇人ほど集まっていただきました。
国語科だけではなく、理科・社会、英語、家庭などの先生方も参加されました。

「聞き書きから小論文へ」とのタイトルで
今の高校生が、テーマや問題意識を持って、たくましく生きていけるような表現指導を提案しました。

第一部の講演後、
第二部の座談会があり、
二〇人近くの方が参加されました。

その方々は
私の『脱マニュアル小論文』『日本語論理トレーニング』、大修館書店の教科書「国語総合」につけた論理トレーニング本の読者の方々のようでした。

それぞれの方々が置かれた学校の現状や課題、表現指導の悩みなどを語り合いました。

「読者」と直接に語り合えたことで

私のやっていることが、どのように現場で受け止めてもらっているかがわかったように思います。

目の前の高校生の成長を心から願い、学内の指導体制の問題に悩みながらも、少しでもまっとうな指導をやろうとしている方々です。

こうした方々の力になれるような仕事を、これからもしていこうと強く思いました。

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