3月 14
3月24日の読書会テキストが決まりました。
テーマは、認識は現実の後追いしかできないのか、未来はどうつかまえられるのか、です
ヘーゲル『法の哲学』(中公クラッシクス)の序文と
マルクスの『経済学批判』(岩波文庫)の序説の「三 経済学の方法」とを読みます。
ヘーゲル『法の哲学』では
「世界がいかにあるべきかの教説のためには、もともと哲学の生まれてくるのが遅すぎるのをつねとする。」「ミネルバの梟は黄昏とともにようやくとびたつ」と主張します。
マルクスの『経済学批判』序説の「三 経済学の方法」では
「人間の解剖は猿の解剖にたいする一つの鍵となる」、「下等な種の諸動物にあるいっそう高等なものへの諸暗示は、このいっそう高等なもの自体がすでに知られている場合にのみ、これを理解することができる」と述べます。
しかし、私たちに大切なのはサルの解剖ではなく、私たち人間の解剖であり、人間社会の現状分析と未来社会の提示です。
では私たちはどうしたらよいのでしょうか。
ヘーゲルやマルクスは何を言いたいのでしょうか。
午後1時開始です。
参加希望者は申し込みをしてください。
遠距離の方や多忙な方のために、ウェブでの参加も可能にしました。申し込み時点でウェブ参加の希望を伝えてください。
ただし、参加には条件があります。
参加費は2000円です。