7月 10

 例年、夏になると八ヶ岳でゼミの合宿を行ってきましたが、
 今年は、形を変えて、東京で2日間の集中ゼミという形で実施します。

一部のみの参加も可能です。参加希望者は、早めに連絡をください。

(1)日程
8月24日(土)、25日(日)

(2)場所は鶏鳴学園です

(3)学習内容
?ドイツ語の原書購読は行いません。

?翻訳での読書会を行います。
テキストはマルクスの『資本論』。
範囲は第1巻第1部の第1篇「商品と貨幣」と第2編「貨幣の資本への転化」でし。
テキストは大月書店の国民文庫で用意してください。

?文章ゼミと「現実と闘う時間」(各自の報告会)

(3)スケジュール
8月24日(土)
午後1時から5時までマルクス読書会
午後6時から9時まで 文ゼミと「現実と闘う時間」

25日(日)
午後2時から6時までマルクス読書会
午後7時から「食事会(打ち上げ)」

(4)参加費
マルクスの読書会は1日で5千円。2日で1万円
文ゼミは一般参加者は2千円

6月 05

6月以降の読書会と文章ゼミの日程はすでにお知らせしたように、以下です。
いずれも午後5時開始。料金3千円(文ゼミのみの場合は2千円)。場所は鶏鳴学園です。

6月8日 読書会と「現実と闘う時間」 
6月22日 文ゼミと「現実と闘う時間」
7月6日 読書会と「現実と闘う時間」 
7月20日 文ゼミと「現実と闘う時間」

7月の読書会テキストが決まりました。

7月の読書会では、さらにマルクスの方法について考えるために、牧野紀之と許萬元の以下の3つのテキストを読みます。
現代日本の研究者で、ヘーゲルやマルクスについて考える時に参考になるのは、牧野紀之と許萬元の2人だけだと思います。

 牧野紀之「許萬元のヘーゲル追考論」(A4で11ページほど)
 許萬元の『ヘーゲル弁証法の本質』から第3編「マルクス弁証法の本質」(35ページほど)
 許萬元の『認識論としての弁証法』第3編の?「学的認識の論理」(50ページほど)
を読みます。

 許萬元の2冊は品切れになっているようです。図書館でコピーしてもいいですし、購入したければ、古書として青木書店版か創風社版で入手できます。
 牧野のテキストは、参加者にはお渡しします。

5月 09

5月以降の読書会と文章ゼミの日程はすでにお知らせしたように、以下です。いずれも午後5時開始。料金3千円(文ゼミのみの場合は2千円)。場所は鶏鳴学園です。

5月25日 文ゼミと「現実と闘う時間」
6月8日 読書会と「現実と闘う時間」 
6月22日 文ゼミと「現実と闘う時間」
7月6日 読書会と「現実と闘う時間」 
7月20日 文ゼミと「現実と闘う時間」

このメルマガの読者で、参加を希望する方は事前(初めての参加者は2週間前。2回目以降の参加者は文ゼミは2週間前、読書会は1週間前)に連絡ください。
keimei@zg8.so-net.ne.jp
 
今回は、6月の読書会テキストと7月の予定のお知らせをします。

(1)6月テキスト
6月はマルクス『経済学批判』(岩波文庫)に付録として入っているマルクスの「経済学批判序説」(286?329ページ)を読みます。
同じく、エンゲルスの書評(254?268ページ)も参考にします。

今、原書購読の時間にマルクスの「経済学批判序説」の「三 経済学の方法」を読んでいます。
丁寧に一語一語の意味を考えながら読んでいるのですが、マルクスの考察は根源的で刺激的で、久々に、わくわくするほどに興奮しています。
マルクスのヘーゲル理解の深さに驚嘆するとともに、それでいながら、それでもなお、
ヘーゲルを観念論者として切り捨てるマルクスの不思議さにも驚きます。
そこに、人間を深く理解する鍵があるようにも思います。

今回は、マルクスの「経済学批判序説」の全体を読むことで、
「三 経済学の方法」を読んで考えてきた疑問点を、
さらに深く、さらに広い時代背景からも、考えてみたいと思います。

(2)7月のテキスト
7月の読書会では、マルクスの方法を検討するために
許万元の『ヘーゲル弁証法の本質』(創風社版で入手できます)を読むか、
経済学自体を考えるためにアダム・スミスの『国富論』を読むか、
いずれかになると思います。

4月 12

ゼミの5月の読書会テキストと6月以降の予定のお知らせをします。

(1)5月11日読書会テキスト

◆5月は
フォイエルバッハの『将来の哲学の根本命題』(岩波文庫)を主テキスト、
エンゲルス『フォイエルバッハ論』(岩波文庫)を副テキストにします。

 マルクスにフォイエルバッハがいかに決定的な影響を与えているか、
を考えると、一度はフォイエルバッハをきちんと読んでおきたいと思います。

フォイエルバッハの思想について、マルクスは、ヘーゲル亡き後、
「真の理論的革命を内に含んでいる唯一の著作」(『経済・哲学草稿』から)
と評価しています。

ヘーゲル亡き後、一世を風靡した「ヘーゲル学派」は右派と左派にわかれて
対立します。その左派を代表するのがフォイエルバッハで、
唯物論の立場からヘーゲルを批判し、それをマルクスは継承することになります。

『将来の哲学の根本命題』(岩波文庫)には3つの著作が入っていますが、
「将来の哲学の根本命題」を取り上げ、他は参考テキストとします。

エンゲルス『フォイエルバッハ論』(岩波文庫)は、
フォイエルバッハのマルクスへの影響をわかりやすくまとめていますから、
参考書としては最適です。余裕のある人は読んでください。

なお、フォイエルバッハの『将来の哲学の根本命題』(岩波文庫)は
現在品切れで、古書でしか入手できないようです。
アマゾンなどから購入できますから、早めに入手しておいてください。
図書館で借りられたら、それでも結構です。

(2)6月、7月のテキスト

 以下を予定しています。
変更などがあるかもしれませんが、参加希望者はテキストを購入しておいてください。
延期はあっても、必ず読むことになります。

◆6月8日読書会テキスト
 マルクス『経済・哲学草稿』(岩波文庫)

◆7月6日読書会テキスト
 マルクス『経済学批判』(岩波文庫)からエンゲルスの書評とマルクスの「序説」

3月 25

? 4月以降の読書会と文章ゼミの日程が決まりました。
いずれも午後5時開始。料金3千円(文ゼミのみの場合は2千円)。場所は鶏鳴学園です。

4月6日 読書会と「現実と闘う時間」
4月20日 文ゼミと「現実と闘う時間」
5月11日 読書会と「現実と闘う時間」 
5月25日 文ゼミと「現実と闘う時間」
6月8日 読書会と「現実と闘う時間」 
6月22日 文ゼミと「現実と闘う時間」
7月6日 読書会と「現実と闘う時間」 
7月20日 文ゼミと「現実と闘う時間」
8月22日?25日。夏の合宿

このメルマガの読者で、参加を希望する方は事前(初めての参加者は2週間前。2回目以降の参加者は文ゼミは2週間前、読書会は1週間前)に連絡ください。
 
◎読書会テキスト
(1)4月は牧野紀之著「労働と社会」
これは唯物史観の核心の3つの規定「生産力」「生産関係」「社会的意識」を問題にし、その本当の意味と3者の必然的な関係を考えています。
テキストは入手困難ですから、コピーをお渡しします。

(2)5月以降は未定ですが、マルクス主義の古典を読む予定

? 4月1日(月曜日)から、毎週月曜日のゼミを再開します。

 午後5時から関口ドイツ語学を学習します。
 初回は『定冠詞』第3編のまとめをしてから、2回目以降は『不定冠詞』を読みます。

 午後7時からは、ドイツ語の原書購読ですが、
 マルクスの『経済学批判』の「序章」から「経済学の方法」を読みます。
 マルクスの方法を、自ら自身で解説した、核心部分です。

 「経済学の方法」を読み終えたら、
 マルクスの『資本論』の「労働過程論」を読む予定でいます。

 参加費は、いずれかでも、両方でも、1回あたり3千円です。

 
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  連絡先 〒113?0034
  東京都文京区湯島1?3?6 Uビル7F
       鶏鳴学園 ゼミ事務局
  TEL 03?3818?7405
  FAX 03?3818?7958
 事務局メールアドレス sogo-m@mx5.nisiq.net
 ホームページ http://www.keimei-kokugo.net/

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