4月以降のゼミの日程が決まりました。
また、4月と5月の読書会テキストが決まりましたので、お伝えします。
参加希望者は早めに(読書会は1週間前まで、文章ゼミは2週間前まで)連絡ください。
ただし、参加には条件があります。
参加費は1回3000円です。ただし文章ゼミは1回2000円。
◆2014年4月以降の予定
(1)日程
4月12日 文ゼミと「現実と闘う時間」
4月26日 読書会と「現実と闘う時間」
5月10日 文ゼミと「現実と闘う時間」
5月24日 読書会と「現実と闘う時間」
6月7日 文ゼミと「現実と闘う時間」
6月21日 読書会と「現実と闘う時間」
7月5日 文ゼミと「現実と闘う時間」
7月19日 読書会と「現実と闘う時間」
8月21日?24日まで合宿
※5月3日?6日の間に、1泊2日での合宿を計画しています。
その場合は、5月10日はなしになります。
(2)読書会テキストについて
【1】4月の読書会
マルクスのアダム・スミス『国富論』への批判的検討を読みます。
昨年の12月から3回に分けて、アダム・スミス『国富論』(中公文庫)
を通読しました。その復習にもなると思います。
テキストはマルクスの『剰余価値学説史』国民文庫版で1巻、2巻。
テーマは、『国富論』の第1篇における賃金の二重性の問題
第2編の「生産労働」と「非生産労働」の区別です。
『剰余価値学説史』国民文庫版はアマゾンから中古品で入手可能です。
【2】5月の読書会
今西 錦司『生物の世界』 (講談社文庫 い 26-1) を読みます。
これは世界的に有名な今西錦司が、若き日に出兵前に遺書として
書き残した記念的な著作です。
生物社会の構成原理を生物と環境・社会論と歴史論の面から明確にし、
ダーウインの進化論を超えたと言われる「今西進化論」の基礎となる
考え方が示されています。
今西生物学の所謂「棲み分け理論」をはじめとする思想的自画像風の
ユニークな文化論でもあります。
日本人の科学者が、その科学的世界観と論理が世界水準にあることを示した1冊。