11月 01

★この秋のゼミの中間報告

9月から、遠距離の方や多忙な方のために、ウェブでの参加も可能にしました。
新たな参加者が増えています。

9月から読書会では旧約聖書(中公クラシックス)を読んでいます。
9月と10月で創世記を読み終えました。

ここまでを読んで思ったこと、考えたことの一部を明日に掲載します。
旧約はとても難解で、巨大な謎のようです。
それにとッついてはみるものの、わけがわからず途方に暮れていました。それでも何とか食らいついて、考えたことをまとめました。

さらに2回をかけて、旧約の全体に触れておきたいと思います。

11月には「出エジプト記」、
12月には「伝道の書」と「イザヤ書」を読みます。

聖書を読みたいと思っていた人にはチャンスです。
ぜひ、参加してください。

◇◆ ゼミの日程 ◆◇

11月
 7日(土)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 22日(日)読書会+「現実と闘う時間」

12月
 5日(土)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 20日(日)読書会+「現実と闘う時間」

9月 29

読書会では聖書(旧約と新約)を読んでいますが、9月の読書会(旧約の1回目)を終えて、10月以降の進め方に変更があります。

9月は「旧約聖書」(中公クラシックス) から「創世記」を読みましたが、
全体で3部に分かれるうちの第2部(アブラハムからイサク、ヤコブ物語まで)だけを読んで終わりました。

当初は「創世記」を1回で読み終える予定でしたが、無理だということがわかりました。
旧約は内容が豊穣であり、かつ難解で、ゆっくり丁寧に読み進める必要があることがわかりました。

そこで次のように、テキストの範囲を変更します。

10月は「旧約聖書」(中公クラシックス)から「創世記」の第1部(1章から11章)と第3部(37章以降)

11月は「旧約聖書」(中公クラシックス)から「出エジプト記」その他

12月は「新約聖書 福音書」 (岩波文庫)を予定していますが、
もう1回「旧約聖書」にあてるかもしれません。11月の読書会次第です。

9月 07

9月以降のゼミの日程、読書会のテキストについてはすでに連絡しました。

9月、10月の読書会のテキスト(旧約聖書)の読む範囲を決めましたから、それをお知らせします。
参加希望者は準備をしてください。

9月27日は「旧約聖書」(中公クラシックス) から「創世記」
10月24日は「旧約聖書」(中公クラシックス)から「出エジプト記」その他
11月22日は「新約聖書 福音書」 (岩波文庫)
です。

聖書(キリスト教)は西欧を理解する上での大前提で、その根底をなしているものです。
私には子供の時から聖書(キリスト教)が身近にありました。
思春期以降は、西欧の作家たちの小説で、繰り返し、聖書に親しんできました。
しかし、聖書そのものを自分で読もうとまでは、なかなか気持が定まりませんでした。

でも、もうそろそろ、その時期が来たと思うようになりました。
ヘーゲルの『小論理学』の24節の付録3で、創世記の失楽園の物語が取り上げられています。それは、人間が知恵の実を食べて楽園を追われたこと、人間の原罪と労働との関係などを論じ、人間の存在の根源に迫るものです。
それを読んで、以前よりも理解が深まったと思いました。今なら、聖書を読んでも、ある程度は理解ができるのではないか。

そこでこの秋には聖書に挑戦してみようと思います。

8月 20

9月以降のゼミの日程が決まりました。

参加希望者は今からスケジュールに入れておいてください。また、早めに(読書会は1週間前まで、文章ゼミは2週間前まで)申し込みをしてください。
遠距離の方や多忙な方のために、ウェブでの参加も可能にしました。申し込み時点でウェブ参加の希望を伝えてください。

ただし、参加には条件があります。

参加費は1回2000円です。

1.2015年9月以降のゼミの日程

基本的に、文章ゼミと「現実と闘う時間」は開始を午後5時、
読書会と「現実と闘う時間」は開始を午後2時とします。
ただし、変更があり得ますから、確認をしてください。

なお、「現実と闘う時間」は、参加者の現状報告と意見交換を行うものです。

9月
 12日(土)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 27日(日)読書会+「現実と闘う時間」

10月
 10日(土)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 24日(土)読書会+「現実と闘う時間」

11月
 7日(土)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 22日(日)読書会+「現実と闘う時間」

12月
 5日(土)文章ゼミ+「現実と闘う時間」
 20日(日)読書会+「現実と闘う時間」

                                        

2.読書会テキスト

9月は「旧約聖書」(中公クラシックス)
10月は「新約聖書 福音書」 (岩波文庫)
です。

聖書(キリスト教)は西欧を理解する上での大前提で、その根底をなしているものです。
私には子供の時から聖書(キリスト教)が身近にありました。
思春期以降は、西欧の作家たちの小説で、繰り返し、聖書に親しんできました。
しかし、聖書そのものを自分で読もうとまでは、なかなか気持が定まりませんでした。

でも、もうそろそろ、その時期が来たと思うようになりました。
ヘーゲルの『小論理学』の23節の付録3で、創世記の失楽園の物語が取り上げられています。それは、人間が知恵の実を食べて楽園を追われたこと、人間の原罪と労働との関係などを論じ、人間の存在の根源に迫るものです。
それを読んで、以前よりも理解が深まったと思いました。今なら、聖書を読んでも、ある程度は理解ができるのではないか。

そこでこの秋には聖書に挑戦してみようと思います。

9月には「旧約聖書」(中公クラシックス) を読みますが、1回で終わらなければ、2回にわけて読むことも考えています。

                                       

3.ヘーゲルゼミ

(1)隔週土曜日晩(午後7時開始)にヘーゲルを翻訳で読む学習会
 牧野訳でヘーゲル『精神現象学』の第6章精神から読み進めたいと思います。

9月19日、10月3日、10月17日、10月31日、11月14日、11月28日、12月12日を予定

(2)毎週月曜晩(午後6時開始)のヘーゲル原書購読
 『小論理学』の存在論の定存在と独立存在を読みます。
 それが終わった後は、『大論理学』で該当箇所を読むつもりです。

 9月14日から開始予定

7月 26

いつものように今年も夏の合宿を行います。

 以下のような内容です。

 参加希望者は連絡をください。詳細をお伝えします。
 ただし参加には条件があります。

 1.日程

   8月20日(木)から23日(日)の日程で、
   山梨県の八ヶ岳の麓の清里で、合宿を行います。
   一部だけの参加も可能です。

 2.学習メニュー 

 (1)8月20日、21日は
    ヘーゲルの原書購読です。テキストは3つあります。ズールカンプ社版の全集で読みます。

『小論理学』の24節の付録の3。これは人間の悪の発生と人間労働の意味と関係の問題です。
   『法の哲学』の139節。これは、人間の悪の問題をヘーゲルが真正面から取り上げたものです。
   『法の哲学』の187節。これは労働が人間の自己変革(自己教育)になることの説明でした。
   これらを丁寧に読んで考えます。
  
 (2)22日、23日は
    許万元『ヘーゲル弁証法の本質』から第2篇の?、?と、第3篇を読みます。

 (3)8月21日、22日のそれぞれ夕食前の時間帯で「現実と闘う時間」(各自の報告と討議)と文章ゼミを行う予定です。